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私の思うゲストハウス

· 宿のこと
先日、私の大好きな法輪寺(法隆寺の近くにあるお寺。ここのご本尊が大好きなのです。)で、ライトアップ+コンサートがあるとのことで意気揚々と行ってきました。
あいにくの雨でコンサートは別会場になってしまいましたが、ライトアップは雨天決行!
夜の法輪寺に行くことが本来の目的だったので、個人的には大変満足でした。
夜の寺って滅多に入れませんからね。
ぞわぞわしました。
さて、今回は私の目指すゲストハウスの在り方について書こうと思います。
ゲストハウス、ここ数年で爆発的に増えましたよね。
旅館やホテルに比べたら開業障壁が低いですし、認知度も上がりニーズも高まっているので当然でしょう。
最近はよくテレビにも取り上げられて問題視されていますが、今はaiabnbなんかで簡単に始められちゃいますしね。
でも、私は気軽にゲストハウスを始めるオーナーのみなさんに問いたい。
あなたはゲストハウスで何がしたいのですか?
あなたのゲストハウスで世の中をどう変えたいのですか?
私は、ゲストハウスとは町に開かれた唯一の宿泊施設だと考えています。
ゲストハウスは一般的には安宿です。
だから、いろんなものがない。
ごはんがない。
大きなお風呂がない。
個室もたくさんない。
ないものを補うために、ゲストハウスは町へ旅人を送り出す。
旅人はその町の営みや人と交わり、その町を体験する。
いつもの日常とは異なる、その町の日常を、そこで暮らすかのように体験する。
これって、ゲストハウスという場所が旅人と町をつなぐ場所になってるってことでしょ?
その町を深くアピールできる可能性を、ゲストハウスは秘めていると思うの。
これはすごい可能性だ!
私は学生の頃から一人旅が好きで、ノープランで時刻表と着替えだけもって出かけるのが好きだった。
あえて何も調べずに行くのは、自分の目にフィルターをかけたくなかったから。
素敵だと感じた場所で下車して、その町の人みたいにその町を歩いて、いつもとちがう日常の中にいる自分にわくわくするのが好きだった。
パラレルワールドに迷い込んだみたいで、とてもドキドキしたのを今でも覚えてる。
でも、そんな旅をする人ってそんなにいない。
特に女の子はね。危ないし。
(私はテコンドーをしていたので無駄に自らの身の安全に自信があったからこんなことができた。もし宿が見つからなくても夏なら野宿できるし、冬ならファミレスに行けばいいやなんて考えだった。今思うと、なんて無謀な女子大生だと思う。)
私はあんな旅を安心してできる拠点を作りたい。
私みたいな、自分の足で世界を見たいと思う変わり者の集まる宿を作りたいと思っている。
これが一つ目。
二つ目に、
私はゲストハウスの運営を通して、日本の隠された田舎町にひっそりと生きる、風習・文化を未来に繋いでいきたい。
日本全体の課題、少子高齢化で田舎はどんどん元気がなくなっているとか言いますね。
本当にそう?
どこも頑張っている。自分の町が好きで、町のためにがんばっている人はどこにでもいる。
どの土地にも、この町の宝を知ってほしいと願い、小さなことから!と努力しているたくさんの星がいる。
ゲストハウスはその小さな星たちを繋ぎ、壮大な星座にできる力があると私は思います。
一人旅をしてよく思ったのは、
「もっとこの町をしりたい。でもすべての路地を歩く時間も、すべてのお店に入ってみるお金もないしなぁ。」
ということ。
つまり町の細かい情報源が欲しいということ。
できればその町に詳しい、その町で暮らしている人からの。
ゲストハウスには交流スペースというものがあります。
宿泊者が自由に使えるリビングです。
部屋も個室は少ない。ドミトリーという共有寝室がある。
この、旅人同士、旅人とオーナーの交わることができる場所があるというのが素晴らしいと私は思うのです。
旅人は、旅人同士で情報共有することができるし、その町に住んでいるオーナーからもその町の生きた情報が得られる。
そう、ゲストハウスに宿泊することで旅人はその町の生きた情報を得、翌日また町へ繰り出すことができるのです。
町の中の点と点がゲストハウスでつながり、町の中を人が流れ始める。
宝物を見つけた旅人は、その情報をまた別の地で他の旅人と共有する。
また旅人が集まり、町へ繰り出す。
町が動き始める。。
やっていることはとてもアナログ。
しゃべる。交流するだけ。
でもこれは現代ではとても貴重で尊いこととなっているのではないかと思う。
変な話ですが。
簡単なのにできなくなった、「生身の交流」をゲストハウスから提供し、
人と町と営みを繋ぐ。
そして町をまわす。日本をまわす。
これが私の理想。
もちろん他にもたくさん楽しい仕掛けを作りたいし、作るつもり。
でもその話はまた今度。
世の中はわくわくで満ちていますね!
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