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うそだって、いいじゃない

· 民俗,ひとりごと

今日は法隆寺ツアーの打合せでした。

琥珀オーナーの境さんと、法隆寺を一回り。

やっぱ、法隆寺、かっこいいなぁ…

って、打合せなのにじっくり見てしまいました。

こんなんで本番大丈夫かいな

と思いつつ、いやむしろこのくらいでいいのかなと思いつつ。

感動してものを見ていると、それってやっぱり伝わると思うのです。

それがなぜどうして感動するのか、それを伝えられればいいのかな、なんて思いました。

そして、お客さんが感動している場面も見逃さないようにして、

感動で「ほあぁ…」ってなってる時に、ちょっと小話なんてできるといいよね。

私は数字が覚えられません。

理系のくせに。

天皇の名前も何度聞いても覚えられません。

仏具の名前も、仏教用語も。

だから小さい頃から社会科系の教科はてんでダメなんですよね。

日本史世界史できなさすぎて嫌になって、歴史なんてクソくらえと思って理系の道を選んだ中三の夏。なつかしや。

でも、物語になっているとすぐに覚えるんです。

寺や村に代々伝わるお話とか、いわれとか。

いやいや、歴史も物語でしょ。

って言われるとそうなんですが、小さい頃の私は気づいてなかったんですよね。 

単語と数字の羅列にしか見えてなかった。

誰か教えてくれたらよかったのにー。

そしたらたぶん私文系選んでたよー。

と、いうわけで、私の法隆寺ツアーには数字は出てきません。

だって何年にできたとか五重塔は何mとか、ぶっちゃけどうでもよくないですか?

ざっくりわかればいいでしょ。

それよりも、

このお寺がここになぜあるのか?

聖徳太子ってどんなキャラで何がやばいのか?(だって立派なご本尊がありながら聖徳太子の信仰も並列でされてるんですよ?)

世界最古の木造建築な訳だけど、なんで1400年経ってもまだピシッと立ってるの?(そのへんの町家なんて100年も経ったらガタガタのボロボロですよ)

とか、まず知りたくないですか?

根本を知りたいなぁって私は思うのです。

だから、そんなことをまず話したい。

そんで許されるなら、誰が語り継いだかは知らないけど、法隆寺にまつわるお話を話したいなぁ。

なんかね、民間で伝わってる話なんて、どう考えても嘘でしょ、って話ばっかりなんですよ。

ルーツはあるにしても、盛りに盛ってる感が半端ない。

雲の上で暮らしてる久米仙人にしても、

歩いて海渡る役行者にしても、

ありえないじゃないですか。

ウケ狙いか!

でもね、きっとみんなおもしろいと思ったから今でも残ってるんです。

ばかだなぁ、で終わらせず、みんなで楽しんじゃう。

「もし、もしね!いや信じちゃいないんだけどさ、仮にね、本当にこんなことがあったんだとしたら、うちの近所すごいやばくない?!わー!笑」

って。

それが地域の誇りに繋がったかもしれないし、

地域がまとまる力になったかもしれないし、

寺を守る活動に繋がったかもしれない。

とまぁ真面目っぽい話は今回は置いといて、

なんやかんや、おもしろい話がたくさん残ってる土地って、おもしろいこと好きな人と、その土地が好きな人が多いんだろなって思います。

そういう意味でも、奈良っていいとこだなぁなんて思いました。いま。

変な奈良がすきです。

変な法隆寺がすきです。

私にとってこの土地は、とても愛しい。

by foo

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